< 試合に関する100の法則 >
試合に対する心構えや考え方等を久保コーチが熱く語ります。
100個書くまで続けます。どうぞよろしくお願いします。
久保です。宜しく(^^
コラムだけでなく、試合に関して僕が持っているノウハウを書きたいと思います。
100の法則を書くまで続けますのでよろしくお願いします。
それでは、早速始めたいと思います。
ご意見はこちらまで
法則26 試合で大事なC単語
試合で勝つ為に必要なCから始まる単語と言うのがあります。
1.CONTROL(コントロール)
まずはコントロール。ボールをコートに入れる事。
それと、右、左、浅い球、深い球と相手を振るのに必要ですね。
2.COMBINENATION(コンビネーション)
相手を振るのに必要な「組み立て」です。
相手の考えてる事の逆をつけると効果的です。
3.CONCENTRATION(集中)
上の2つの事を精度良くする為に必要な事です。
テニスでは凄く大事な事です。
この集中をする為に選手は色々な事をします。
ガットをいじるとか、ボールを下に突くとか・・・
とりあえず、3つ書きましたが実はもう一つあります。
ヒントは強い人にはみんな備わっています。
これは練習だけでは身に付きません。
自分で考えてみて下さいね。
法則25 判断力を鍛えよう!
テニスというのは確率のスポーツです。なぜなら1球多く相手のコートに返せば勝ちですから。
・・・しかし繋いでるだけでも勝てないし、ガンガン打ってもコートに入らない。
ではどうするか・・・・・・
まずは相手の打ってきた球に対してどう打つかを考えてみましょう。
選択肢は4つあると思います。
1、繋ぐ・・・・・・・繋ぐと言ってもただ相手のコートに返すだけでなく相手に攻められない球を打ちます。
攻められない球とは「深く返す」という事です。深く返せば相手との距離も長くなるから
エースが取られにくいです。繋ぐ事によって相手の様子を見ましょう。
2、攻める・・・・・相手の体勢を崩す為のショットです。左右の振るとかドロップとかという事です。
球のスピードは上げてもいいんですが、打ち込むというのでは無く、コントロールできなければ
意味は無いです。
3、凌ぐ・・・・・・・逆に相手に攻められた状況です。とにかく球を返しましょう。目標は深く返す事。
ロブとかも有効です。
4、決める・・・・・決めるというのは2つあって、攻めた後にチャンスボールが来てオープンスペースに配球するだけの場合と
ベースラインからエースを狙って打ち込む場合です。オープンスペースに配球する場合は、スピードは
いらないのでコントロールをして確実に決めますが、エースを狙う場合はコースとスピードが大事になります。
エースを狙う場合はポイント的には落としてもあまり影響が無い場面で使いましょう。
この判断は自分の体勢とかポジションによって4つのどれかを選択するか、一瞬で答えを出さなくてはいけません。
そしてこの判断が勝敗を分けます。普段の練習から状況をイメージして球を打ちましょう!!
法則24 相手のパターンを知ろう。
こんな言葉があります。「彼(かれ)を知り己(おのれ)を知れば、百戦して殆(あや)うからず」
孫子の兵法ですね。
意味は「敵の実情を知って、我自身をわきまえて戦えば、何度戦っても危険は無い。」
という事なんですが、
テニスの試合でも全く一緒ですね。試合とはいっても勝負事ですからね。
試合の中ではゲームプランというのを立てるというのは凄く大事なことです。
けど、試合の中で考えている事というと・・・
「サーブいれなきゃ。」とか「アウトミスを少なくしないと。」とか「集中!!」みたいな事を
考えている人が結構多いんですよね。
相手をどうこうするより自分の事で手一杯ってな感じです。
「自分の調子よりも相手の調子を下げる」という考えが無い人がほとんどです。
それもそのはず、「相手を知らない」から自分の事しか考えられないんですね。
そこでまずは相手について考えてみましょう。
試合が始まる前に勝負とは始まっています。
もし自分の相手が分かったのなら見る機会があったら見てみましょう。
相手を見るポイントは、
@利き腕をみる。
Aフォアが得意かバックが得意か
B得意な球種
Cチャンスボール等を打つコース
等など他にも色々ありますがそれは御自分で考えて見てください。
最初の4ゲームくらいまでは相手の事を調べながら試合をしてみましょう。
相手を知るポイントは本当にたくさんあります。
色々な事をやってみて相手のどこが弱いか得意な事は何か
とか調べて見ましょう。
最初から相手のパターン等を知るのは難しいと思いますが、
「自分の事だけを考えて相手の事を考えられない」
というのは非常にもったいないです。
相手の事を考えるのは相手の事を知るという事です。
勝負事では人間の本質が出ると思います。
試合をすると会話よりもその人が分かる部分は多くあります。
そういうコミュニケーションが取れるともっとテニスは面白いですよね!!
法則23 スライスを覚えよう!!
皆さんはスライスショットをちゃんと使えますか?
うちのスクールでもスライスの練習をする事はあるんですが、
それを積極的に使いこなそうという人は少ないと思います。
低い打点の時とか相手の球が速い時等、使う用途は
多々あります。
最近は高い打点をしっかり叩けるという選手が多くなって
きています。
けど低い打点を叩けるというケースはあまりありません。
スライスを使うことで相手に低い打点で打たせる事が可能になりますので
守るにはとても最適です。
ボレーというのもスライス回転ですので、スライスを使えない人は大抵
あまりボレーもうまくないケースが多いです。
スライスは感覚的な要素も多いので、普段から積極的に使わないと
なかなか上達しません。
後々の為には是非ともマスターしましょう!!
法則22 自分を理解してる?
以前にも「己を知ろう。」とは書いたんですが・・・
自分で自分を全部知るというのは不可能なんですよ。
例えば、鏡などを見ても背中部分は見えませんよね。
そういった部分を知る為にはどうすればいいでしょう?
自分では見えないので他人に聞くしかないですよね。
あなたの周りの人に自分のテニスに関して聞いてみてはどうでしょう?
例えば自分のコーチに
「もし私と試合するとしたらどういう戦略をたてる?」とか
一人だけでは無く、いろいろな人に聞いてみて同じようなアドバイスをされたら
恐らくそれはもっとも必要な事でしょう。
自分では必要ないとは思うかも知れませんが、
自分の考えだけに限界を感じてきたら
人のいう事を聞いてみるのも必要ですよ!!
法則21 負けたら悔しいと思えるくらいの練習をしよう!
よく試合とかに負けると「悔しい」とか言う人がいますが、
本当に悔しいと思っている人はそんなに多くはないのではないでしょうか?
負けた瞬間は確かに悔しいんでしょうが、日数が経つとその気持ちもすぐ
薄くなる人がほとんどです。
それは何故でしょうか?
それは・・・・練習量の少なさではないでしょうか?
週1回のレッスン、あるいは練習では維持するのがやっとです。
こういう話があります。
「週2回の練習は週1回の2倍ではなく3倍から4倍の価値がある。」
週2回の練習だと前にやった内容を体も覚えているので効果は高いようです。
それと、週2回やっていたとしても練習内容に不安がある場合は
やっぱり成長はしないでしょう。
練習の内容もしっかりと課題をもって行いたいものです。
しっかり練習して自分は強くなっていると実感できる内容の環境を作りましょう。(^^
法則19 礼儀正しいプレイをしよう。
当たり前の事だとは思いますが、試合会場では結構揉め事を見かけたりします。
勝ち負けにこだわり過ぎると礼儀というものを軽視してしまう事があるようですが、
真剣勝負だからこそお互いが納得いくようにしたいものです。
そこでこれだけはやった方がいいと思う事なんですが、
1.試合が始まる前に「お願いします。」の礼
2.サーバーの時のカウントははっきり、大きな声で。
3.セルフジャッジの場合アウトかインか分からない場合は相手に有利になる様に。
4.試合が終わった後の握手の時に「ありがとうございました。」の礼
この4つはしっかりやっときたいですね。
試合に勝ったとしても「あの人はジャッジに汚かった。」とか「カウントが聞こえない」とか
そういう事を言われて人間的な評価が下がるとその後のテニス人生にも支障がでますので
強いだけで無く、礼儀正しくできるようにしましょう。
法則20 大事な場面を想定した練習をしよう!!
強い人と試合すると勝てそうでも何故か勝てないという事は
多々あります。
デュースまではいくがゲームが何故か取れないとか、
5−2から逆転するとか・・・
強い条件の一つとしてチャンスを決めるというのがありますが、
もう一つピンチを凌ぐ術を持っているというのがあります。
そしてチャンスボールというのは、
ラリー中の我慢をしたりピンチを凌いだ結果に
訪れるものだと思います。
チャンスを作る為に「いいサーブ」、「凄いストローク」、「切れのあるボレー」等
こういう練習はしたほうがいいのですが、それを落としてはいけない場面で決められますか?
このポイントを落としたら負けてしまう。そういう場面でやる事とは何でしょう?
エースを取ること?ウィナーを取ること?
そこで絶対してはならないのは「ミスをしない事!!!」
その為に基盤作りをしましょう。
絶対に入る自信のあるサーブ!
絶対に入る自信のあるリターン(ブロックリターン等)!
絶対に入る自信のあるストローク!
等
まずは安定した技術を持つこと!
それができたら確実に負けにくくなります。
格下の人にも負けなくなります。
法則17 自分の限界を超えてはならない
テニス漫画「エースを狙え!」に書いてあったのですが、
昔のプロのロッド・レーバーが言っていたそうです。
「試合中に自分の限界を超えたプレーをしてはならない。
それは相手を助ける事になる。」
いい言葉ですな。
試合中とかにどうにもならない展開の時は、ついつい馬鹿打ちしたりとか、
普段やらないことなどをしてしまいがちです。
結果ミスが多く出てしまい相手に更に有利になってしまうということですね。
法則18 自分の間合いでプレーする
これもテニス漫画「しゃにむにGO!」(花とゆめにて連載中)に書かれていたんですが、
「相手の間合いでプレーするな!自分の間合いでプレーしろ!」
相手のペースで試合をしてしまうのは本当によくあります。
大概の場合負けていると自分のペースが早くなることが多いです。
負けている場合はポイントとポイントの間の「間」を多く持つようにしましょう。
ガットを直すとか靴紐を結び直すとかして自分のペースを取り戻しましょう。
テニス漫画って勉強になりますね(^^
法則15 相手の立場で考えて見よう!
前に「相手の得意パターンを知れ!」とは書きましたが、
パターンを知るだけでなく、相手の立場になって考えて見ましょう。
例えば、相手は自分の事を格上と見ているか格下と見ているか。
格上が格下をねじ伏せるか、格下が格上に噛み付くか・・・
それとも、実力的に競っていて自分のテニスを貫くか、相手に合わすか・・・
などなど、立場によってもやる事は変わることもあります。
それと状況によっても変わってきます。
競っている状況と一方的な状況でもやはり違いますよね。
まあ基本的には勝ってる状況だと攻める割合が多く、
負けてる状況だと守る割合が多くなるのはセオリーですけどね。
法則16 3つの視点!!
前に書いた「己を知れ」というのは自分のできる事であり「自分の視点です。」
そして「相手の得意パターン、立場を知る」は「相手の視点です。」
今回は自分と相手が試合しているのを見ている「第3者の視点」です。
外から見ていると当事者よりもよく見えるというのはよくあります。
人の試合とかを見ていてどっちが勝つか予想を立てる事はできると思いますが、
自分の試合中もそれをやって見てください。
試合の状況を思い返してみてこれは勝てないなと感じたら、
今やっている事ではまず勝てないでしょう。
じゃあどうしたらいいのか?それを考えるようにしましょう。
流れを変えられる人というのは、流れを感じるだけでなく
どうしたらいいのか、考え、それを実行できる人です。
練習の時から常に現状を感じ、それでいいのか考える癖をつけましょう。
法則13 自分に合ったラケットを使ってる?
ラケットには色々な物があります。面が大きいラケット、小さいラケット。素材が固いラケット、柔らかいラケット。
など等。今、自分が使っているラケットはどうでしょうか?
初心者の方なら基本的には面が大きく軽いラケットが無難です。
しっかりとしたスウィングができてきたなら、個性が出てきたと思いますので、換え時です。
フラットを多く使う人はガットのめが細かく素材としては固めのラケット。スピン系の人はガットのめが細かくない方が
ボールが引っかかって回転がかけやすいです。
選ぶ要素はいっぱいあるので分からない人はコーチや、店の人に
相談して見てください。
春と秋は新作のラケットが出る時期です。相談はあくまでも参考にして、まず試打してみてから購入をした方が
良いでしょう(^^
法則14 ガットは?
ラケットの話ときたら次はやっぱりガットです。
ガットにも色々種類があります。
太いガット。細いガット。柔らかいガット。固いガット。など等。
ラケットを買う前にガットを換えるだけでもかなり打つ感触などは変わります。
よくこういう考えの方が多いのですが、「切れたら変えよう。」という考え。
ガットというのは空気に触れるだけで劣化しますので、感触はだんだん落ちてきます。
交換は3ヶ月に一回と言われています。
安いガットでもいいものは沢山ありますので色々換えてみるのがお勧めです。
そしてその中で自分に合ったガットを探して見てください。
法則11 自信を付けられる練習をしよう!
自信を付けると言っても弱い相手とやるというのではなく、
試合に即する練習をしてますか?ということです。
自分にとってどんな練習が必要なのかを考えて見てください。
例えば前の試合で繋ぎができなくて負けたとか、
肝心な所でボレーをミスしたなど。
自分にとって必要なのはこういう練習だ。という事を考え、
その練習環境を作れる様にしましょう。
できる事だけをずっとやっているというのはあまりいい練習では無いと思いますよ。
法則12 コントロールを意識した練習をしよう!
前にも書いたんですが、強い球ばかり打つ人というのは大変多いです。
もちろん、それがコントロールされているのなら何も言うことは無いのですが・・・
手の届く所に打つのが大変多いです。
大抵のコーチはラリー中に生徒さんを振り回してオープンコートに遅い球でエースを取ること
ができると思います。
それは何故か?
初心者の人たちに対しては打ちやすい球を意識してコントロールをして、
球出しの時はフォア・バックとやはりコントロールを意識して、
「ラリー中もバック側を中心にボールを下さい。」と言われればそこにコントロールをし、
つまり常にコントロールを意識しているからなんですね。
練習中も球出しの段階からゆっくりコントロールを意識してラリー中も相手を振ることだけを意識したら
かなりコントロールはつきますよ(^^
法則9「テーマを決めよう!」
試合を見ていると、たまに 「この人何がしたいのかなあ」 と思うような試合をする人がいます。
それで、その人に 「今の試合は何がしたかったの?」 と聞くと、
「何がしたかったんだろう?」 と自分でも何がしたかったのか理解できてない人が結構います。
多分、球を打つのに必死で何も考えられないんでしょうけど、それだと戦術も何も無いしコントロールも意識してないので
自然と球が真ん中に集まってしまいます。
そこで、まずはサーブかリターンを打つ前に1つだけ何かテーマを決めてみてください。
例えば「バックにできるだけ集めよう」とか「ネットに詰めてみよう」など・・・
その結果ミスをしたとしてもそれは成長に繋がるミスとなるので、何も考えずにやるよりはずっとましです。
常にテーマを持つことからいい組み立てのテニスができるようになりますよ!
法則10「強い球のみに頼るな!!」
多分、ほとんどの人が「強い球を打って決めたい!」と思っているとは思うんですが、
実際に練習とかではガンガン強い球ばかり打って試合になるとしっかりと振り抜けない・・・とか、
逆にガンガン打ってコートに入らない・・・という人を見かけます。
そして、強い球を練習してそれが入るようになれば勝てるという考え方の人も大変多いです。
練習を毎日しているひとだったらその内強い球も常に入るようになるかもしれませんが(それが半年とか2年後かも知れないが・・・)
週に1・2回の練習量だと、どれくらいかかるか分かりません。
それに強い球を打つというのはミスするというリスクも背負うので肝心な場面でそれしか打てないというのは
かなり試合で勝つのは厳しくなります。
そこでまずはスピードを少し落としてコントロールを身に付ける練習もしましょう!!
いくら強い球が入ったとしてもコースが甘かったら強い相手なら普通に返ってきます。
逆に多少球が遅くてもコースが良くていい組み立てができたらエースも取れます。
強い球を覚えるのはコントロールを身に付けてからの方がより効果を発揮しますよ!!
法則7「足を動かせ!」
試合中は緊張すると思うんですが、緊張すると体が固くなります。
体が固くなるとスウィングも固くなります。結果何もできずに終わってしまった・・・
と、言うのはよくある話です。
まずは緊張を解くために常に足を細かく動かす癖をつけて下さい。
足を動かすことによって少しは緊張も解けますし、1歩目も出しやすくなります。
それと足を大きく動かすより、細かく動かす方がボールを打つ打点に微調整をきかせやすいです。
プロの試合とか見るとショットの凄さにも驚きますが足だけをみるとかなり細かく動かしているのが
分かりますよ(^^
法則8「自分の打点を認識せよ!」
よく今日は調子が良いとか悪いとか聞きますが、ほとんどの人が言い方を変えると
いい打点で打ててるかどうかというのがほとんどだと思います。
まあ確かに調子というのは存在するとは思いますが、実際は大抵が打点が遅れているというのが
大半だと思います。打点の遅れというのは緊張してスウィングが固かったり、テイクバックが大きかったり、
相手のボールに振り遅れていたりとか、いろんな原因があったりしますが・・・。
最悪なのは「今日調子が悪いなあ」とか「まあその内入るだろう」とか思っていることです。
そういう考えだと、どこが悪いのか分からない為、結局球が入らずに終わってしまいます。
大事なのは自分の打点を認識して「打点が遅れてるからテイクバックを小さくしよう」とか
「早いタイミングで振り始めよう」とか考えて調整する様にできるかということです。
安定して球が入る人は打点が常に安定しているから安定しているんですね(^^
法則5「いいわけを考えるな!」
試合中に負けそうになると、いいわけを考えることというのがあると思います。
例えば・・・
まあ、久しぶりの試合だったし、(←いいわけ)
最近練習不足だし(←いいわけ)、
一ヶ月前に片手から両手バックに変えたばっかりだし、(←いいわけ)
オムにコートで練習なんかしてないし、(←いいわけ)
とかですね(^^
終わった後なら何考えようが全然かまわないのですが、
試合中に考えてしまうと、もう負けが確定したに等しいと思います。
試合中には負けそうな展開でも逆転できるチャンスは必ずあります。
終わったあとの事を考えずに今現在どうすればいいのかを考えましょう!!
法則6「相手の得意パターンを知れ!」
ラリー中とかに相手にチャンスボールがいって決められてしまっても必ずそれは覚えておいてください。
チャンスボールを決める場合は大抵その人の得意なパターンで決めてきます。
何回か相手に決められると割合的にどこのコースかが一番多いことに気づくはずです。
その多いコースというのは恐らくその人の得意な得意なコースです。
それは特に大事な場面になるとほとんどの人が使うパターンでありコースなわけです。
それを知っておけば相手の得意なパターンをつぶすことができます。
そしてそのパターンをつぶす事によって相手はあまり得意では無いコースやパターンを使わざるを
得なくなり、試合展開を有利にできます。
寒くなりましたねえ〜(^^
まあ体を動かせば暖かくはなると思いますので頑張りましょう!!
法則3「まずは繋ごう!!」
まずはテニスというのは確率のスポーツというのを認識して下さい。
確率というのはいかに相手のコートにボールを入れるかということです。
すっごいショット1発でポイントを取ったとしても、2回ミスをしたら−1ポイントです。
ポイントを取るのは単純に相手のコートに1回多く返せばいいだけなんですよね。
それなので入るか入らないか分からないショットを打つより確率の高いショットを
打つ方が結果は出せる場合が多いです。
まずは「勝とう!!」と思うより「負けないようにしよう!」と思ったほうが
自滅はしないんじゃないでしょうか。
法則4「周りを気にするな!」
よく試合に出るといらない事を考えたりすることがあると思います。
まあいろいろとありますが、例えば相手が強そうに見えてしまい「こんな弱い僕が相手ですいません。」とか、
応援が来ると「よしいいショットを打って決めよう。」とか・・・
そういったいらない事を考えてしまう事ってあるかもしれませんが、
相手の立場になって考えると全然意味の無い考えなんですよね。
相手が自分よりかなり弱かった場合は「なんだよ!コイツ弱すぎるよ〜!」とはあまり考えないでしょうし、
(特にトーナメントなどだったらラッキーとか考えるかな。)応援の立場だったら「いいショット打てよ〜」とは考えませんよね。
試合中は自意識過剰にならずに勝負に徹してください。
寒いのでみなさん体調には気をつけてください。
法則2:「己を知ろう!!」
では試合に出るとして、あなたは今現在どんな状態ですか?
結構多いんですがフォアはそこそこだけどバックはうまくないとか・・・ボレーは下手とか・・・
聞いて見ると自分について具体的に知ってる人は結構少ないです。
具体的とは、例えばフォアの高い打点をクロスに打つのは得意とか・・・フォアで走らされるとクロスに打てないとか・・・
バックのハイボレーがクロスしかうてないとか・・・
てな感じで得意なコースと得意な打点ショットのバリエーションをどれくらいもってるかという事です。
それを認識してないと試合を組み立てる事は難しくなります。
もし自分で分からなかったらコーチとか他の人に聞いてみるといいでしょう。
そして試合中は「得意なことを多く使い、苦手なことを極力しない」ように心がけましょう。
今回は2つの事を書きましたが、まずは相手がどうとか以前に自分との戦いがあります。
試合というのは独特の雰囲気があります。その試合で自分の能力を高く出すのは大変難しいです。
練習中は試合を意識して試合中は練習を意識できると少しでも精神的な負担は減ると思います。
みなさん試合を楽しめるように頑張りましょう(^^